レッスル川柳掲載許諾番号21504お笑い等、ブレもありますがレッスルの話題がメイン。愛の軍団名「さばいばるだんす」当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。(c)2006 松永直己/SUCCESS


by siroichigoy

サバイバー2リプレイSS 「SHOW」Time side 第2話

「吉原選手ですね。初めまして。
私、この度大阪でプロレス団体を立ち上げましたこういう者です。」

と言って名刺を差し出す。

「いえ・・・。こちらこそ。・・・という事は社長さん、ですか?」

「ああ、まだ立ち上げたばっかりの肩書きだけみたいな物打から気にしないで下さい。
 それで、いきなり本件で悪いのですが、先日御連絡した時に大体はお伝えしてるかと思うのですが・・・。」

「はい、・・・移籍のお話、ですね。」

「そうです。元空手王者でありながら
あえて空手を封じ、レスリングのみで戦っているその姿、
 そういう筋の通った考えはこれから入団する若手にも
いい刺激を与えてくれるだろう。・・・というのが理由の半分、ですかね。」

「・・・半分、ですか?」

「ええ、もう半分と言うのは、吉原選手、あなた頂点を目指したくないですか?」

「頂点?・・・勿論それを目標に頑張っているつもりですが。」

「・・・そうですか。いや、素人目でこういう事をいうのは失礼かもしれませんが
 少なくとも今のあなたは私にはそうは見えなかったもので。」

「・・・うーん、少し聞き捨てならないですね。理由をお聞きしたいのですが。」

「はい、私は最初『元空手王者でありながらあえて空手を封じ、
レスリングのみで戦っているその姿』と言いましたが
それでトップに立てるほどこの世界、甘くはないんじゃないですか?
それは王者の肩書きを背負って、この業界に挑んだあなたならわかると思いますが。」

「・・・。」

「使える力は使わないと勿体ないでしょう?
 ウチはまだ立ち上げたばっかりの団体ですが
 あなたにウチの看板を背負ってほしい。
 そしてあなたなら業界トップクラスのレスラーになれる。
 と思って声をかけさせて頂いた次第です。
 出過ぎた事を言って申し訳ないですがこれが私の本音です。
 大事なことですので返事はよく考えて頂いてからで構いません。
 名刺に連絡先がありますので考えが固まりましたらご連絡お願いいたします。
 では、今日はこれで・・・。」

「・・・待って下さい!」

「・・・何でしょうか?」

「正直言っちゃうと、今の団体では少しくすぶっているって
自分でも思っていました・・・。
それに空手を封じてまでトップに立てるか?というお話も
ご尤もだと思います。
私、あなたの団体に入れば、今からでもトップを目指せるでしょうか?」

「自信はあります・・・。が、最後はあなた次第ですね。」

「・・・わかりました。これからお世話になります。宜しくお願いします。」

「・・・ありがとう。いえ、こちらこそ宜しくお願いします。」



旗揚1年目・4月
ミミ吉原、新日本女子より移籍入団。











こちらの所属選手第一号はミミさんです。
前作でもとてもお世話になりましたし、今回は貴重な指導力持ちです。
年齢からすると能力的にはかなり微妙ですが、なんとかトップクラスに
なってくれれば・・・。と思っています。

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by siroichigoy | 2009-06-15 19:31 | サバイバー2リプレイ・SS