レッスル川柳掲載許諾番号21504お笑い等、ブレもありますがレッスルの話題がメイン。愛の軍団名「さばいばるだんす」当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。(c)2006 松永直己/SUCCESS


by siroichigoy

Angel Cup7日目 第五試合 ディアナ・ライアルVS渡辺智美

闘京女子控え室

渡辺「二人も初勝利かぁ。これは勢いに乗らないと。
    よ~し!!じゃあ、行ってくるね~♪」

    昨日まで難しい顔をしていたのが嘘のようか
    いつもの調子で控え室を出ていく。が

小縞「ぱっと見はいつも通りなんですけど・・・。」

社長「ああ、なんか違うよな。
    だからか?声かけられなかった。」

    同期入団で同じアイドル志望、と
    渡辺と一緒にいる事が一番多いだろう小縞と
    社長はなにか今までと微妙に違うと感じていた。


エンジェルカップ 7日目 第五試合:シングルリーグ公式戦



開幕から試合はハイスピードで動く。
二人ともスピードをベースに戦うタイプだが
同じ土俵の上ではやはりディアナが勝る。
スピード自体はそう変わらないが
無駄な動きというものが見られない。
前日のライラ選手の蛮行で悪化したかと思われた左足だが
この分では動く分にはほぼ影響が無いように見られる。
リング内を駆け回りエルボーを2発3発と渡辺に見舞う。
しかし渡辺も黙っていない。
ディアナのエルボーを地面スレスレの低空ドロップキックでカウンター。
もちろん狙った先は左足。
「・・・ッ!?」
(やっぱりダメージ、残ってるんだ。)
ディアナの足が止まる。やはり攻撃を受けると響くようだ。
そこをフロントスリーパーでディアナの体力を奪う渡辺。
しかしこれはディアナ、すぐに振りほどき
逆に組み付いてフロントスープレックスで反り投げる。
渡辺も負けじと、フロントスリーパーを織り交ぜた
フロントネックチャンスリードロップで
投げ合いに付き合う。

この投げ合いを制したのはなんと渡辺。
組むと見せかけ、打点の低いキックでディアナの足を打ち、
そこから組み付いてSTOで左足を思い切り狩り、浴びせ倒す。
痛めている為、踏ん張りが甘かったディアナ、まともに貰ってしまう。
「クッ・・・!」
苦悶の表情を浮かべるディアナを起こして
もう一度STOを畳み掛ける。
起き上がれないディアナを渡辺
その場飛びのムーンサルトを仕掛けそのままフォール。
これはディアナ、カウント2.5で肩を上げる。

(シかシ、サりげなく足とスタミナを狙ってきてまス・・・。曲者でスね・・・。)
このままではこの試合も後々においても良くない。
少し痛む足を踏ん張って、ギアを全力で入れる。

起き上がりに重ねて放った渡辺のトラースキックを受けながらも
その蹴り足を掴んで腕を内側に潜らせ首を取ってのキャプチュード!
そしてお返しとばかりのムーンサルトでフォール。
これは渡辺もカウント2.5で返す。

渡辺、起き上がりに奇襲気味のヘッドバッドを入れ
ロープに走ってスリングブレイドを狙うが
ディアナ、飛びつく前に腕を回し
ケブラドーラ・コン・ヒーロでカウンター。
すぐさまコーナーに駆け上がりローリングセントーンで渡辺にダイブ。
エビ固めでフォールを狙うが、これはカウント2.8で肩を上げる。

猛攻からのダメージで、ふらつきながら起き上がった渡辺。
ここを勝機と見たディアナ。
「いきまス!」
渡辺の背後に回りこみ、ダブルチキンウイングの体勢に捕らえたディアナ。
投げられまいと渡辺、ディアナの足首にバタつかせた足をぶつける。
「!!・・・ッ!!」
渡辺の抵抗に耐え、タイガースープレックスホールドで投げきる。が
フォーム、キレは十分だった、が渡辺をリングに叩きつけた衝撃で
左足に違和感が走る。
その為ホールドが甘く、カウント2でホールドを振り解かれてしまう。
「ソんな・・・。せめてもう少シ、もう少シ持って下サい!」
もう少しの所で来てしまった・・・。落胆の色が隠せないディアナ。

その一瞬の隙を逃さなかった渡辺。
まだ仰向け状態のディアナの足元に立ち左足を捉える。
「・・・シまったっ!!」
そのままディアナの足を支点に一回転、右足を取って倒れこむ!!
「っぁぁアぁっ!!」
足首に激痛が走る。
渡辺がこの大会で今までグラウンドの関節技はほとんど
更に言えば足を極めてくる技を一度も出していなかった事が
無いだろうという慢心をどこかで生んでしまったのか。
足4の字固めが完璧に極まっている。
足首にかかった足を外そうとすると
「悪いと思ってるけどねっ!」
マットを叩かれ防がれると同時に衝撃が足に伝わる。
「~~~~~~ッ!!」
ディアナの絶叫が響く。
反転させようにも動いて逃れようにも・・・。
ディアナの脳裏に中森戦がよぎる。
あの場面でアンクルロックを無理に解いてしまったから
前戦も今日も結果、尾を引いてしまっている。
(ここでまた無理をシてシまうと、これ位ではスまないかもシれない・・・。)
悩んでいる間にも足は悲鳴を上げている。
まだリーグ戦は半分近く残っている。
ディアナは苦渋の決断を下した。
「・・・ギブ・・・アップ、でス・・・。」
悔しさを隠せないディアナの声で
試合は幕を閉じた。

×ディアナ・ライアル(10分28秒 足4の字固め)渡辺智美〇
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by siroichigoy | 2010-08-19 23:30 | レッスル・企画物